11年の時を経て再び動き出す、鎌倉を舞台にした大人の物語。還暦を目前にした千明と和平は、軽妙な口喧嘩を交わしながらも、お互いを深く理解し合う関係を続けている。
しかし、年齢とともに訪れる心身の変化、仕事や家族との向き合い方など、彼らの前にはさまざまな課題が立ちはだかる。定年後の人生を模索する和平、仕事と自分自身の在り方に悩む千明。
そして、長倉家の面々もそれぞれの人生の選択を迫られていく。笑いと涙、ちょっぴりの恋愛を交えて描かれる、心に沁みるホームコメディ。
このドラマは、10年前の食品事故で娘を失った母親・中越紘海の復讐劇を描いた衝撃的な物語です。事故を起こした惣菜店の社長・結城旭の3歳の娘を誘拐し、復讐を果たそうとする紘海。しかし、誘拐の後、紘海は予期しなかった感情に翻弄されることになります。復讐心で行動を起こしたはずが、誘拐した子どもに対し、まるで実の娘のような愛情を抱くようになってしまうのです。
物語は、紘海の復讐心と、次第に芽生える新たな親子愛との葛藤を中心に展開します。娘を失った傷を抱えながらも、紘海は誘拐を続け、事故の真相を追い求めますが、その過程で彼女の行動が周囲の人々を巻き込み、次第にサスペンスフルな状況へと進展していきます。二つの家族の運命が絡み合い、予測不能な結末に向かって物語は進みます。
本作は、単なる復讐劇にとどまらず、憎しみの中で芽生えた愛情がどのように複雑に絡み合うのかを描きます。また、親子愛という普遍的なテーマを通じて、人間の葛藤や苦悩、そして生きる力を強く印象づける作品です。紘海の心の中で揺れ動く感情と、それに翻弄される彼女の周囲の人々の姿が、観る者に深い印象を与えます。
物語の舞台は、古い熱血体質が残る大手文房具メーカー「日の出鉛筆」。主人公・人見廉は、海外からヘッドハンティングされて人事部に配属された“人事のエキスパート”として登場します。しかし、彼の実態は、ビジネスマナーや事務能力、社会常識に欠けた、おバカでピュアすぎる男でした。
会社を変えたいと奮闘するヒロイン・真野直己をはじめとする個性豊かな人事部のメンバーたちは、人見の型破りな言動に振り回されつつも、彼が持ち込む予想外の解決策に驚き、時には助けられていきます。人見は、持ち前の「人が好き」というまっすぐな思いと、常識にとらわれない行動力で、会社に新たな風を吹き込み、社員たちの悩みを解決できるのでしょうか。
命を預かる現場に“もう一度”はない——。本作は、極限状態にある救命医療の現場を舞台に、常識にとらわれない型破りな医師の奮闘を描く本格医療ドラマです。
杏野朱羅は、どんな患者も見捨てず、貧富や立場を問わず平等に命と向き合う天才救命医。ときには二人の重症患者を同時に手術するという神業を見せる一方、日常生活はだらしなく、周囲を振り回すことも。
しかしその裏には、彼女が“修羅場”に執着する理由が秘められています。緊迫感あふれる現場描写に加え、人間ドラマとしての深みや、命と真摯に向き合う姿勢が胸を打ちます。
リアルな医療描写とスピード感ある展開、そして人間味あふれる主人公の姿に、きっと引き込まれるはずです。
昭和11年、時代に翻弄されながらも自分らしく生きようとする女性・江端なつ美が主人公。彼女はある日、突然の縁談によって、帝国海軍に勤める江端瀧昌と交際ゼロ日で結婚することになる。しかし結婚式当日、瀧昌は任務のため現れず、なつ美は一人で夫の家に嫁ぐことに。こうして夫不在のまま始まった新婚生活は、波乱と戸惑いの連続だった。
恋愛経験の少ないなつ美と、真面目で不器用な瀧昌。携帯電話もない時代、すれ違いながらも、互いに手紙を通じて想いを伝え合い、何気ない日常に小さな幸せを見つけていく。初々しくて、どこかじれったい二人のやり取りが微笑ましく、見ている人の心を温かく包み込むラブコメディ作品。
本作は、人気漫画を原作にしたドラマで、レトロな昭和の街並みや文化と共に、甘酸っぱくも愛おしい夫婦の絆が丁寧に描かれる。時には笑い、時には胸が温かくなるような、心地よい恋愛模様が展開される。
2歳の娘を育てながら家事に奮闘する専業主婦・村上詩穂。彼女が出会うのは、仕事と育児の両立に悩むワーキングマザー・長野礼子や、育休中のエリート官僚パパ・中谷達也。価値観の異なる“対岸にいる人たち”と交流することで、詩穂の人生は少しずつ変わり始める――。
家事という終わりのない仕事に向き合う専業主婦が、自分の生き方を見つめ直し、異なる立場の人々と繋がっていく物語。誰かがやらなければならない“お仕事=家事”をテーマに、クスッと笑えて共感できる新しいお仕事ドラマが誕生!
4月スタートの新生活に寄り添い、すべての選択を応援する温かいストーリーをお届けします。
主人公・宇崎凌は、父の死をきっかけにサラリーマンから弁護士へと転身した新米弁護士。就職先に選んだのは、依頼を待たずに自ら訴訟を焚きつけて金を稼ぐ“無法者”集団、「ピース法律事務所」だった。
法の力を武器に、トラブルの火種を仕込み、相手の弱みを突いて訴訟へと導くそのやり方は、正義とは程遠い。だが、彼らの行動の裏には、決して一筋縄では語れない信念や事情が隠されていた。
金と正義の狭間で揺れる凌は、自分自身がどんな弁護士でありたいのか、何を守りたいのかを問い続ける。やがて、訴訟の裏に潜む深い闇と向き合う中で、彼の中の“正義”が試されていく。
常識を覆すダークリーガル・エンターテインメント。
凌が最後に選ぶのは、欲望か、それとも信念か――。
テレビ局の報道番組を舞台に、闇に葬られた真実を追求し悪を裁いていく社会派エンターテインメントです。進藤壮一は、「世の中を動かすのは真実!」という信念を持つ型破りなキャスター。公共放送でキャリアを積んだ後、視聴率低迷に苦しむ民放テレビ局の報道番組『ニュースゲート』のメインキャスターに就任し、既存のルールを無視して真実を追い求めます。
進藤の奮闘を支えるのは、総合演出の崎久保華。報道への異動を受け入れた彼女は、進藤に振り回されながらも奮闘し、心に秘めた思いが明らかになります。そして、進藤に憧れる新米ADの本橋悠介は、ジャーナリズムの志を持ちながらも、理論に偏って失敗を繰り返しながら成長していきます。
番組が進む中で、報道の正義や理想を追い求めるキャラクターたちがバラバラだったチームとして成長し、最終的に闇に葬られていた事件の真相が明らかに。社会の裏側に迫る本作は、視聴者に感動と驚きを届けること間違いなしです。
連続殺人事件の真相を追う取材現場で出会ったのは、週刊誌のフリーライター・設楽浩暉とテレビ局の情報番組ディレクター・筒井万琴。互いの誠実さに惹かれ合い、次第に距離を縮めていくが、設楽に“殺人犯”としての疑いが浮かび上がる。
本当に彼が犯人なのか、それとも何かの誤解なのか。信じたい気持ちと、目の前にある“疑わしい証拠”との狭間で揺れるヒロイン。
信じるとは何か、真実とはどこにあるのか――。確かな答えを持たないまま、愛する人の「本当の顔」を見つめることになる。
事件の真相と恋の結末が交差する、切なくもスリリングなラブミステリー。最後に彼女が選ぶのは、真実か、それとも愛か。
このドラマは、令和の時代を生きる私たちに「伝えること」の難しさと大切さを問いかける、新しい学校エンターテインメントです。主人公の麗美静は、無職から脱却するために仕方なく高校教師になった女性。彼女が勤める私立名新学園の教師たちは、「生徒とは程よい距離感で。怒るな、褒めるな、相談乗るな」をモットーに、トラブルを避けて平穏に過ごそうとしています。しかし、静は問題児ばかりの生徒たちの事情に巻き込まれ、嫌々ながらも「説教」をする羽目に。
不登校、コンプライアンス問題、パワーハラスメント、モンスターペアレントなど、現代社会が抱える問題が次々と静を襲います。静は、本音と建前が入り乱れる状況の中で、時に笑いを誘い、時にスカッとするような痛快な説教を繰り広げます。
このドラマは、人と人とが本気で関わること自体がリスクになりかねない現代において、それでもなお向き合うことの大切さを教えてくれます。静の奮闘を通して、視聴者は自身のコミュニケーションについて考えさせられ、共感と勇気をもらえるでしょう。
このドラマは、芸能プロダクションの中でも問題児ばかりが集まる第4部を舞台に、個性的すぎるタレントたちと、新人マネージャー・神田川美和の奮闘を描くお仕事コメディです。
美和はかつて“国民的天才子役”として名を馳せた過去を持ちながら、その事実を隠して芸能マネージャーの道へ。配属先は、崖っぷちのタレントばかりが所属する部署。しかも、彼女の上司は冷徹でムチャぶりばかりのドS部長・犀川真一郎。
四面楚歌の中、美和は鋭い洞察力と子役時代に培った演技力を駆使し、タレントたちの再起を図っていきます。個性がぶつかり合うドタバタ劇や、美和と犀川の容赦ないバトルが見どころ。
夢を諦めない人々の“人生再生コメディ”が、笑いと感動を交えて描かれます。
驚異的な知能と鋭い洞察力を持つ天才診断医・天久鷹央が、常識を超えた病の謎や不可解な事件に挑む、新感覚の医療ミステリー。鷹央は、自閉スペクトラム症の特性を持ち、人間関係には不器用ながらも、わずかな仕草や言葉の違和感から病の真因を見抜く力に長けている。
彼女の前に持ち込まれるのは、他の医師が匙を投げた「診断困難」な症例ばかり。そんな鷹央を支えるのが、人の気持ちを読み取る力に優れた内科医・小鳥遊優。価値観の異なる二人がバディとして協力し、数々の謎を医学的ロジックで解明していく様子は、まさに医療版ホームズとワトソン。
難病、誤診、さらには超常現象まで、鷹央の型破りな推理が常識を覆し、真実を導き出す。時に衝突しながらも信頼を深めていく二人の関係と、緊張感あふれる診断の過程が見どころとなっている。
このドラマは、航空自衛隊航空救難団、通称PJ(パラレスキュージャンパー)を舞台に、人命救助の最前線で生きる人々の姿を描いた感動の群像劇。
主人公・宇佐美誠司は、PJを目指す訓練生たちを指導する救難教育隊の主任教官。過酷な状況下で命を救う任務を担うPJは、“人命救助最後の砦”と呼ばれる精鋭部隊であり、その養成は極限まで自分を追い込む過酷な訓練を必要とする。
宇佐美は、熱い情熱と型破りな訓練法で、選抜試験を突破した訓練生たちに向き合う。ドラマでは、山岳地帯での救助、水難事故、ホイストやパラシュート降下、潜水といったリアルな救難訓練や任務が、航空自衛隊の全面協力のもとスケール感たっぷりに描かれる。
命と向き合う人々の覚悟と成長を描く、魂を揺さぶるレスキューストーリー。
かつて児童養護施設で子どもたちに夢と希望を与えていた男・赤山誠司は、突然の失踪から20年後、消息不明のまま姿を現す。再会した教え子たちは、かつての輝きを失い、社会の荒波にもまれていた。金も仕事も希望もない、人生の敗者たち。そんな彼らの前に現れた恩師は、誰よりもボロボロになりながらも、不屈の思いを胸に再び立ち上がる。
腐敗した社会と大人たちに立ち向かいながら、再び夢を追いかける勇気を取り戻していく若者たち。彼らと赤山は、ぶつかりながらも絆を育み、やがて世代を超えて手を取り合い、巨大な権力に挑む。暴かれる真実、消せない過去、そして待ち受ける復讐の行方。
これはただの復讐劇ではない。絶望の中から立ち上がる人間の力強さと、誰もが胸に抱く“ヒーロー”への憧れを描く、魂を揺さぶるエンターテインメント。人生は、死ぬまで敗者復活戦。彼らが巻き起こす奇跡を、あなたも見届けてほしい。