火神ひがみが澪みおの姉・唯ゆいを殺したことを告白し、その直後に死去する衝撃的な出来事から物語は始まります。
数日後、大河たいがが親の許可なく少女の手術をしたことが発覚し、大騒動になります。一方で亡くなった火神が開発していた「オームス」という革新的な手術支援システムの開発中止の動きがあり、統合外科は混乱状態に陥ります。オームスとは、AIを活用して手術をサポートする最新のオペレーションシステムです。
そんな中、橘たちばなが澪を慰め、唯のノートPCを渡します。大河は自宅待機になりますが、火神の遺志を引き継ぎオームス開発の続行を決意します。しかし澪は悩んだ末に星嶺医大を辞める決心をします。
最終回では、澪の決断、大河の運命、そして火神が生前開発を進めていたオームスプロジェクトの行方が明かされるとともに、さらに"裏の裏"という驚くべき事実が明らかになることが示唆されています。