助産師の椎名瞳(奈緒)は、10歳年上の売れない芸人・川上一馬(濱田岳)と結婚することになり、父・雅彦(木梨憲武)に反対されてしまう。一方で、瞳は父が膵臓がんの末期であることを知らされる。
結婚に反対する雅彦に気を使うあまり、一時は瞳が一馬との結婚を保留するが、雅彦が残された時間を大切にしたいと気付き、再び結婚を決意する。
限られた時間の中で、雅彦は"死ぬまでにやりたいこと"のリストを消化し、瞳と過ごす時間を大切にする。一方で、瞳と一馬は雅彦の希望する面白い葬式の準備に奔走する。
最終的に、雅彦に祝福された二人は結婚式を挙げ、雅彦はその直後に亡くなる。しかし、瞳が企てた雅彦への最後のサプライズに、雅彦は笑顔で旅立っていった。