このドラマは、大学病院を舞台に、天才的な技術を持つ心臓外科医・天城雪彦と、彼を取り巻く医師たちの人間関係や医療界の権力争いを描いた医療ドラマです。
物語は、東城大学医学部付属病院の病院長・佐伯清剛が心臓外科に特化した新病院の開業を計画するところから始まります。佐伯は、オーストラリアにいる医師・天城に手紙を託し、彼を新病院のトップに迎えようとします。
オーストラリアで世良雅志が出会った天城は、かつて東城大を去った渡海征司郎と瓜二つの容姿を持つ謎の男でした。彼は「ディアブル(悪魔)」と呼ばれるほどの手腕を持つ天才外科医でありながら、人を食ったような言動で周囲を翻弄します。
天城が来日し、新病院の構想を発表すると、その型破りなやり方に周囲からは反発の声が上がります。彼は、世界で唯一「ダイレクトアナストモーシス」という高度な手術技術を持つことを公表し、公開手術でその技術を披露すると豪語します。
物語は、天城の卓越した技術と、彼が引き起こす騒動を中心に展開していきます。患者との賭け、医療訴訟、最新医療AIとの対決、そして背後に潜む権力争いなど、様々な出来事が天城と周囲の医師たちを巻き込んでいきます。
さらに、物語が進むにつれて、天城の過去、特に双子の弟・渡海征司郎との関係や、彼が手術の際に「シャンス・サンプル(二者択一)」を行う理由、そして「ブラックペアン」と呼ばれる医療器具に隠された過去などが明らかになっていきます。天城の型破りな言動の裏に隠された過去や苦悩が描かれるとともに、医療現場の裏側や医師たちの人間模様が複雑に絡み合い、視聴者を飽きさせない展開となっています。