このドラマは、東京第一銀行の行員である花咲舞を主人公とした金融サスペンスです。物語は舞が突然、本部の支店統括部臨店班に異動になることから始まります。最初は意気込んでいた舞ですが、実際の仕事内容に戸惑いを感じます。
舞は相棒の相馬健と共に、各支店で起こる様々な問題や不正を調査し解決していきます。彼らが取り扱う案件は多岐にわたり、情報漏洩、詐欺、粉飾決算など、銀行業務に関わる幅広い問題に直面します。
調査を進めていく中で、舞と相馬は銀行内部に潜む大きな闇の存在に気づき始めます。特に紀本平八経営企画部長を中心とした幹部たちの不正な動きが徐々に浮かび上がってきます。
物語が進むにつれ、昇仙峡玲子という女性行員が重要な役割を果たします。彼女は亡くなった恋人の遺志を継ぎ、銀行の闇を暴こうと奮闘します。舞たちは、紀本や現役大臣までもが関与する可能性のある東京第一銀行最大の不正を暴くため、証拠集めに奔走します。
このドラマは、銀行という大きな組織の中で、正義を貫こうとする若手行員たちの奮闘を描きつつ、金融界の裏側や人間ドラマを巧みに織り交ぜています。舞たちの調査が進むにつれ、事件の規模や関係者の範囲が拡大していき、視聴者を引き込む展開となっています。