大手建設会社の土木設計部長・狩山陸を主人公とする法廷サスペンスドラマです。
狩山が設計した大型橋梁「龍神大橋」の建設現場で大規模な事故が発生し、会社を守るために全責任を負わされた狩山は実刑判決を受けます。しかし、重病の妻のために無実を証明しようと決意し、刑務所から脱獄。
真相究明のため奔走する狩山の姿を軸に、彼を追う刑事、会社幹部、弁護士など様々な立場の人物たちの思惑が絡み合います。事故の背後に潜む大きな陰謀が徐々に明らかになっていく中、狩山は危険を顧みず真実に迫っていきます。
本作は、冤罪や企業の闇、家族愛といったテーマを織り交ぜながら、主人公の壮絶な戦いを描いています。木村拓哉を始めとする実力派俳優陣の演技も見どころの一つです。
真実と正義を追求する主人公の姿を通じて、「信じること」の大切さや難しさを問いかける作品となっています。