このドラマは、裕福な家庭に育った主人公・三星大陽が、兄との複雑な家族関係や巨大企業のしがらみから解放され、独自の理念である「資産は人なり」「資産を手放す投資家はいない」という信念を掲げ、新しいビジネスの舞台に挑戦する姿を描いています。
大陽は他者の可能性を引き出す「人間投資家」として、リストラされた社員や起業志望者と協力し、個々の才能を開花させるためのプロジェクトに取り組んでいます。その中でも、次世代型インフラ長寿化技術のプロポーザルに挑戦することを決意。東京英明大学の研究者たちと協力し、動物の血管裂傷を見つける技術を用いて、劣化したインフラを判別するシステムを開発します。
しかし、兄であり「三ツ星重工」の社長である大海や財閥企業のしがらみ、そして新たな技術や起業家たちとの軋轢が物語を複雑にしています。公募が大陽に不利な状況で進行していることが判明し、兄の後継者として叔父・義知と部下の八神が裏工作を仕掛け、三ツ星重工が勝つことがほぼ確定している中、大陽は挑戦を続けます。